青春18きっぷの旅
  
      
    
2017年08月05日〜7日     
山と橋を渡る  Masao's Photo Gallery


暑い夏
電車の旅も良さそうと
あれこれ考えていたら
青春18きっぷの旅を思いつきました
当初
金沢経由で白山に登ろうか・・・
かなり真剣に考えていたのですが
体力不足で断念
まずは電車の便利な東海道線から
東京で芝居を1本見て
景色の良さそうな甲府・信濃経由で帰ることにしました

摂津本山発
芦屋着
芦屋発
米原着
米原発
大垣着
8:37 普通 2駅
8:41
8:44 新快速 16駅
10:26
10:30 新快速 6駅
11:05

芦屋駅で神戸線新快速に乗り代え米原へ
米原で東海道線新快速に乗り代え大垣まで
乗車時間(2時間21分) 所要時間(2時間28分)と
効率の良い区間です
でも
土曜日ですから大変混雑していました
大津あたりを過ぎると少し空いてきます



11:05 大垣駅到着

今日の宿泊予定は大井川の島田です
時間的に余裕がありますから
大垣駅で昼食休憩です



折角ですから大垣城に
駅から7〜8分

大垣城は美濃守護・土岐一族の宮川吉左衛門尉安定により
天文4年(1535)に創建されたと伝えられています。
関ケ原の戦いでは、西軍・石田三成の本拠地となりました。
その後
戸田氏が十万石の城主となり明治まで太平の世が続きました。
昭和11年(1936)に国宝に指定されましたが
昭和20年(1945)7月戦災で焼失。
昭和34年(1959)4月、4層4階の天守を再建し
名実ともに城下町大垣のシンボルとなりました。
(大垣市のHPより)



お城の中は近代的なフローリング



武器庫



4層4階の天守を登ると



天上に太鼓がありました
今日は曇り空で市内や養老山地がぼんやりです



戸田鉄の像

大垣城は関ヶ原の戦いでは石田三成らが入城して西軍の根拠地となり
江戸時代に入ると
徳川家康は譜代大名として石川康通を城主にし
その後1635年(寛永12年)に戸田鉄が城主となって以降
明治に至るまで大垣藩戸田氏の居城となりました
麋城(びじょう)または巨鹿城(きょろくじょう)とも呼ばれるそうです

市内で食事するつもりでしたが
適当なお店が見つからなくて
駅中のコンビニでおむすびを買いました
大垣では約1時間滞在です
途中下車が自由にできるのも青春18きっぷのよさです
大垣発
豊橋着
豊橋発
浜松着
浜松発
島田着
12:11 新快速 12駅
13:38
13:42 普通 8駅
14:15
14:27 普通 9駅
15:12


島田駅に到着
乗車時間(2時間45分)所用時間(3時間1分)と
効率よく乗れました
摂津本山〜島田駅まで約1時間の昼食休憩を入れて
乗車時間(5時間6分)所用時間(6時間35分)の旅でです

写真は栄西禅師の像
中国から茶種を持ち帰り喫茶の法を普及させた「茶祖」だそうです



なんと今日は島田は夏祭り
たくさんのお店が出ていました



美味しそうなやまめの塩焼き



勿論いただきます
1本400円

このあと日本一長い木造の歩道橋を見に



大井川に架かる蓬莱橋



明治12年(1879年)牧之原開墾者たちの共同出資により
農業用の橋として誕生
全長897.4m、幅2.4m
レインボーブリッジ(798m)より長いのです
「世界一長い木造歩道橋」として英国ギネス社の認定されました



下流には島田大橋



そして上流



大井川を歩いて渡りました
これが今回の旅の目的のひとつです



16:35 

今日は時間がたっぷりありますから
蓬莱七福神遊歩道を散策します



蓬莱の意味?



散歩道からみえる蓬莱橋



高砂



この谷が蓬莱峡



福禄寿
幸福・俸禄・長寿の三徳をそなえるという
三徳が授かるように合掌



タヌキ林



茶畑に出ました



中條 金之助の像

徳川慶喜の身辺を危ぶんだ勝海舟らが慶喜を警護するために
当代一流の剣客である金之助を精鋭隊の頭に抜擢
慶喜達が駿府(静岡)へ強制的に移住されることになると
中條は慶喜に従い精鋭隊とその家族200人とともに駿府(静岡)へ移住した
明治2年(1869年)7月徳川家の許可を得て
金谷以南の原野を「金谷原開墾方」として牧之原荒野の開墾を開始

富士のすそ野を徳川慶喜を慕う人たちが開墾したというお話は
清水次郎長伝にも出てきますね
次郎長は博徒ですが薩長とは一線を画し
信義を貫くことで尊敬を集めました
明治以降は金之助とおなじく茶畑の開墾に尽します

本日は島田にて宿泊



夜は宿の近くの居酒屋
「料理司」にて夕食です
黒着物姿のかっこいいおかみさん
海に山に近く
新鮮な魚料理です

翌朝
東京に向けて出発
青春18きっぷのスタンプ二つ目
島田発
静岡着
静岡発
熱海着
熱海発
品川着
品川発
新宿着
新宿発
代々木八幡
8:11 普通
8:39
8:50
10:05
10:10
11:38
11:35
11:45
13:03 小田急
13:08
新宿までは乗車時間(3時間47分)所用時間(3時間34分)
新宿紀伊国屋書店の地下で昼食
書店内をぶらぶらのあと
代々木八幡の青年座劇場で
古川健作・黒岩亮演出による
『旗を高く掲げよ』
観劇します
詳しくは観劇記を観てください

上演j間2時間5分
見終ったら甲府に向かいます
代々木八幡
新宿着
新宿発
高尾着
高尾発
甲府着
16:30 小田急 3駅
16:35
16:51 特快9駅
17:34
17:42 9駅
19:10
乗車時間(2時間16分)所用時間(2時間40分)



今日はホテルの居酒屋で一杯



とりあえず一杯と称するメニューは
生ビールに突出し(豆腐・〆鯖・枝豆)

甲府名物
ほうとう鍋・馬刺
これを食べなければ甲府にきた甲斐がありません
値段もリーズナブルです
ほうとうときしめんの違いは?
馬刺しは信州のルイベと違い生でした



青春18を祝って
甲府トリモツ煮を追加しました

明日の夕方には台風五号が近畿に上陸予定
予定を早めて帰ります
途中恵那峡に寄る予定でしたが
諦めることにしました



早朝
駅前の信玄さんに挨拶して
塩尻経由で帰ります
甲府発
塩尻着

中津川着

名古屋着

大垣着

米原着

芦屋着

摂津本山
6:46 中央本線 普通 18駅
8:13
8:17 中央本線 普通 20駅
10:14
10:20 中央本線 快速 15駅
11:35
11:45 東海道本線 新快速 5駅
12:19 
12:42 東海道本線 普通 6駅
13:17
13:20 琵琶湖線 新快速 16駅
14:58
15:00 神戸線 
15:03
乗車時間(7時間30分)所用時間(8時間18分)の旅
車内は比較的空いていて
ゆったり
平日の旅がいいですね
おかげ様で台風に遭遇することもなく
無事神戸に帰りました



さて
あと2回利用できます
金券ショップで購入したのですが
8月20日までなら残り2回分をリーズナブルな値段で
引き取ってくれるそうです
さてどうするか
楽しい思案が始まりました

続きは
青春18きっぷの旅(その2)若狭
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